2016.08.15

今日はウンケーといって、あの世からご先祖様がこの世に戻ってくる日である。仏壇がある家に親戚の人たちが集まって、仏壇に手を合わせて、ウンケージューシーを食べながら近況を報告する。だから仏壇がある長男の嫁はお客さんを迎える重要な務めがあるのだが、わたしの会社はウークイにしかお休みをもらえないので、主婦の働く皆さんは定時になった瞬間あわてて家に帰っていった。わたしも便乗して、「家の手伝いが〜…」といった顔をしながらすぐ帰った。帰宅すると既に叔父が寛いでいて、「お帰り〜」とわたしを招き入れた。腰を下ろそうとすると、父が、まずはコレ、とお線香に火を灯し差し出す。お仏壇に手を合わせて、久しぶりにご先祖様を意識した。わたしはちゃんと恥ずかしくない生き方をしてるだろうか、自分を省みてみたけど、まだどこか自信がない。