2017.02.06

忙しい日々を過ごしています。確かに忙しいはずなのに、忙しいと言うと何か言い訳をしているような、逃げているような気持ちになって心底情け無くなる。今年は体力をつけて、元々少ない会社員の休日を有意義に過ごしたいな。体力が無いと気力も湧いてこないことは知っている。 

今年に入って友人が二人も亡くなってしまった。この二人の死をわたしはまだどう捉えていいか分からずにいる。頻繁に連絡を取ることは無かったけど、この二人のことを考えると「もう会えないんだ」と寂しくなる。共有できた数少ない思い出をじっくり噛み締めた後は、決まって必ず「もっと同じ時間を過ごしたかったな」と思って、同時に何て浅はかで調子が良いことを言うのだろうと自責する。こういう時、故人に対してどんな気持ちを抱けばいいんだろう。悲しいも、寂しいも、辛いも、自分のことばっかりで、本当に嫌気がさす。ありがとうを言うには、もう少し時間がかかるっぽい。

「御愁傷様です」という言葉もまだわたしのものになっていなくて、でも他の言葉も持ち合わせていなくて、そう言うべきであろう場面ではどもってしまった。ちゃんとお別れをしたくて参列したのに、彼女の遺影を目の前にしてわたしは、何の言葉も贈ることが出来なかった。